泉房穂氏、“財務省解体デモ”黙殺するメディアに違和感「“報じてはいけない病“にでも…」
衆院議員や兵庫県明石市長を務めた泉房穂氏が26日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。“財務省解体デモ”を大手メディアが報じない状況に違和感を示した。
21~24日に東京・霞が関の財務省前など全国で「増税反対」「消費税廃止」を訴えたデモが行われ、泉氏は22日に【マスコミへの『財務省前デモ』報道のお願い】として「財務省前でのデモが大いに盛り上がっている。にもかかわらず、大手マスコミは一切取り上げない。財務省出身の高橋洋一教授も批判されているが、マスコミと財務省の関係は極めて異常。無視せずに、普通に報道すべきだ」と指摘していた。
このデモは著名ユーチューバーやインフルエンサーらがSNSやYouTubeチャンネル等で発信して話題になり、その後、地上波の報道番組などでも取り上げられた。泉氏は「『テレビ東京』に続き、『フジテレビ』や『テレビ朝日』も『財務省前のデモ』を報じたようだが、『TBS』と『日本テレビ』は、その後も黙殺を続けているようだ」と言及。「『次回のデモ』を事実として普通に報じたらいかがかと思うが、どうなんだろう。“報じてはいけない病“にでもかかっているのかな…」とつづった。
泉氏はかねて財務省や同省官僚に対する歯に衣着せぬ発言をSNSでも繰り広げているが、昨年12月にはXで、「『財務省と検察の批判は、やめておいたほうがいい』と心配されたりもする」と投稿。その理由として「財務省批判をすると、税務署がきて、脱税をでっち上げられたりもするし、検察批判をすると、微罪で逮捕されたりもする。遠い昔の話でもなければ、他の国の話でもない。今の日本の国の話だ」と記し、「官僚の暴走って、ホントに怖い…」と危惧していた。