ヒカル(2022年5月撮影)

人気ユーチューバーのヒカル(33)が25日、X(旧ツイッター)を更新。“財務省解体デモ”を取り上げた動画が反響を呼び、思いをつづった。

ヒカルは23日、自身のYouTubeチャンネルで「マスコミが財務省解体デモについて報じないから代わりに僕が広めます」と題した動画を公開。増税や“年収の壁”問題等への不満から「財務省解体」などを求めるデモがあったことを取り上げて欲しいと視聴者から要望を受け、「僕の影響力を世の中に活かしたい。これがどういう反響なのか、『こういうのやめてほしい』っていう人もいるかもしれないんですけど、僕はこれは大切なことじゃないかと思ったんで、1人の日本人として事実を発信していく。テレビが報道しない、新聞が報じないことで大切なことは代わりに影響力を持った僕が代弁者になるのはいいんじゃないか」と発信理由を語っていた。

この動画は25日午後3時現在までに再生回数が160万回を超え、ヒカルは「公開から2日経たずにこの反響 長年YouTubeやってるけどおそらく高評価が10万超えたことは5回くらいしかない で、この再生数でこんな数の評価コメントが付くのは祭りくじ以来だと思う」と言及。「それくらい多くの人の憤りだったり日本を変えたいという想いだったりがここに表れてるなと思った」と分析した。

自身は「正直俺は恵まれすぎていて危機感なんて持ってないし、日本を変えたいとか思ったことないし、苦しい思いをしてる人のことを考えたことなんてほとんど無い 自分の視聴者と自分の周りだけ幸せになれれば良いと思っていた そしてヒカルチャンネルの視聴者はある程度現状に満たされている人が多いという認識だった だからこの動画を出す前は自分の視聴者にはこの内容は刺さらないだろうと非難覚悟で公開した」と本心などを明かした。その上で、「その結果、自分の視聴者がいつもの何倍も声をあげた事実に、ここまで今の日本に不満を抱く人がいて変えたいと思う人が居たのかと驚愕した」と、反響の大きさに驚いた。そして「この出来事は僕の価値観を大きく変えるきっかけになりそうです 1人の力では大したことはできないと思う それでもたった1ミリでいい 日本を動かしたい 世の中に影響を与えられる本物のインフルエンサーになります」と思いを新たにした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ヒカル“財務省解体デモ”動画反響「世の中に影響与えられる本物のインフルエンサーになります」