YouTube配信する短編映画「気づかなくてごめんね2」の完成披露試写会に登壇した石倉三郎

俳優の石倉三郎(78)が25日までに更新された、たけし軍団のYouTubeチャンネル「たけし軍団TV」にゲスト出演。“芸能界最強説”について言及した。

石倉は「狂気の昭和芸人時代の伝説を語る!!」というタイトルでアップされた動画に登場し、たけし軍団のつまみ枝豆、ガダルカナル・タカと昭和時代ならではの過激なエピソードをいくつも披露した。

その中で枝豆が「僕はほかのYouTubeとかで“芸能界最強は石倉三郎さんだ”って言ってますからね」と水を向けると、石倉は「あれはね、よく言われるんだよ。いろんなインタビューとか受けてきたじゃない? そうするとね、なんか知らないけどさ、俺が“芸能界で最強”とかさ、どうのこうのって(聞かれる)。それ何なの?って分からないんだよ。だいぶ前から考えてるんだけど、なんでこうなっちゃったんだろうなと思ったらさ…タケちゃん(ビートたけし)なんだよ、問題はな。タケちゃんが、要するに(芸能界最強説が広まった)元凶なんだよ」と話し、長年親交のあるビートたけし(78)が自身の“芸能界最強説”を広めたという趣旨の説明をした。

たけしの主演映画で石倉が、たけしのマネジャー役を演じたことがあった。石倉は、その映画のクランクインの前夜に東京・歌舞伎町で「いろいろあって」、左の鎖骨や左のほお骨を折り、2カ所を骨折した状態で翌日、たけしとの共演映画の撮影に臨んだという壮絶なエピソードを披露。またそれより前に、東京・浅草でたけしと出会い、しょっちゅう一緒に飲み、さまざまな激しいトラブルなどをともに経験したことなども具体的エピソードとともに振り返った。

石倉は「そんなことがあってだよ、ごちゃごちゃやってる時に(たけしの人気が)ガーンといき出して、で『オールナイトニッポン』(=1981年開始のニッポン放送ラジオ番組『ビートたけしのオールナイトニッポン』)なんだよ。(自身の芸能界最強説が広まったのは)その辺からじゃねえか」とし、たけしが石倉のさまざまなエピソードをラジオ番組でしばしば話したことがもとで広まったのでは、と推測した。

その後、枝豆とタカは、たけしが実際に「オールナイトニッポン」でラジオネタとして話していた石倉のすさまじい“流血喧嘩”エピソードなどを振り返り、枝豆は「よく生きてますよね」と“ツッコミ”を入れていた。

ちなみに石倉は当時、左鎖骨の骨折などを治療せず、自然治癒で自力で治しきったといい「半年でくっついたよ」と豪快に笑い飛ばしていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「芸能界最強説」78歳大物俳優、自身の壮絶エピ真相に言及 たけしが「元凶なんだよ」