玉川徹氏(2019年撮影)

元テレビ朝日社員の玉川徹氏(62)が25日、テレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に生出演。番組冒頭の動物動画コーナーで登場したネコの動作を見て「志村、うしろ」との往年のドリフターズの定番ネタを繰り出し、スタジオをシーンとさせた。

番組オープニングで視聴者からのペットの投稿動画で、窓が空いているのに気づかずにガラス窓を両前足で必死にこする1歳のマンチカン「まるた」の動画が流された。

飼い主のコメントが紹介され「普段、扉は全開だが、この日は寒かったのでネコが通れるスペースだけ開けていた」。動画を確認した獣医師によると「ネコの視野は約250度。開いている扉は確実に見える範囲だが『開けてほしい』という意思表示に夢中で開いていることに気付いていない」と解説。

カリカリと窓ガラスをこすっていたが、1分後に扉が開いていることに気付いたようで、何事もなかったように隙間から入り込んだと飼い主が話したという。動物好きでも知られる玉川氏は「多分ね、照れてたと思う…ちょっとね、顔、赤くなっている」とじょう舌に。ニヤリを笑ったあとに「あの…“志村、うしろ!”ってあるじゃないスか」と故志村けんさんのギャグを引き合いに出して話すと、即座にMC羽鳥慎一(53)が「あっ、そうそうそう」と反応。直後にこのネコバージョンとして玉川氏は「志村…横…横って」とつぶやいた。羽鳥は「志村…うしろ…40代後半から50代かな」と通用する年齢層について言及した。

元フジテレビアナウンサーの菊間千乃弁護士(52)は「ごめんなさい、私、わからないです」と白旗をあげた。羽鳥は「ドリフターズ。『8時だよ全員集合!』で後ろにオバケがいるんですけど、志村さんが振り向くと引っ込む、っていう。志村さんが前を向くとオバケが出てきて、会場の子どもが『しむらー、うしろー、おばけ』っていう」と説明したが、笑っているのは玉川氏だけ。羽鳥は「ねっ、今、スタジオもシーンとしてる」と様子を伝え「いいんです、わかってくれる人がわかれば」と告げた。

玉川氏も「そうです、わかってくれる人だけで…」と話すと、羽鳥が「横山やすしさんの“メガネ…メガネ”というのも同じ」と付けくわえたが、またもや菊間氏は「わかんなーい」と笑いながら降参ポーズ。玉川氏は「知らない?メガネをこうやっててさ、メガネ、メガネって」と額の上に自分のメガネを乗せて探す“やすきよ”往年のネタを実演した。

羽鳥は「ネコ以外の話で時間を費やしました。ネコちゃん、まるたちゃんすみませんでした。かわいかったです」とネコに陳謝した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 玉川徹氏「志村、うしろー」往年のネタ披露も…意味理解されずスタジオはシーン