約200万円 お笑い芸人が“特注”可動式羽根を披露 さらば森田「おもろすぎる」と大絶賛
お笑い芸人のZAZY(36)が24日深夜放送の日本テレビ系「大悟の芸人領収書」(月曜午後11時59分)に出演。芸人人生をかけた買い物を明かした。
ZAZYは「魂込めて作ったけど、まだ活躍していない小道具代」として198万円の領収書を提出した。
ピンクの衣装と、背中の羽がトレードマークのZAZY。ある日「羽根が動いた面白いのにな」とX(旧ツイッター)でつぶやいたところ、ある企業から「うちの会社なら作れます!」とダイレクトメッセージが送られてきたという。
国際的なアーティストの舞台装置などを手がける企業で、ZAZYは「面白いことに協力できるのはうれしいって、どうやったら面白く羽ばたくか研究してくれた」と話した。
可動式の羽根は約1年かけて完成したが、費用は約200万円だったという。「本当の利益とかをみたら、2倍以上の値段するらしい」とした上で「組み立て式のメカニックなのでいつも大きいキャリーケースにいれて運んでるんです。大きいタクシー呼ばないといけない」と制作費用以外にもお金がかかることを明かした。
さらなる悩みとして「面白いんですけど、使う場面がない」と明かし、「劇場に持って行った時も、『後ろが見えないので無しにしましょう』って使えなかったりする」と話した。
実際に番組では羽根を操作する様子を披露。羽ばたいたり、羽根を閉じる姿に共演者らは「すごい!」と興奮した様子。お笑いコンビ、さらば青春の光の森田哲矢(43)は「おもろすぎる」と絶賛した。
MCの大悟(44)に向け、ZAZYは「全額とは言わないですけど、お金じゃなくて熱意で作ってくれた技術さんたちを含めて、数%でも出してくれないですか」と手を合わせお願いした。結果は大悟が「わしが、3万円」と笑いを誘いながらも、わずかながら“自腹”で払うことで領収書は承認され、ZAZYも「ありがとうございます」と喜んだ。