SAG(全米映画俳優組合)賞の男優賞(ドラマシリーズ)を受賞した真田広之(ロイター)

第31回全米映画俳優組合(SAG)賞授賞式が23日に米ロサンゼルスで行われ、俳優真田広之(64)主演のドラマ「SHOGUN 将軍」がテレビ部門の最高賞となるアンサンブル・キャスト賞を含む4冠に輝いた。

テレビ部門で最多5部門にノミネートされていた同作は、真田が日本人初の快挙となる男優賞、アンナ・サワイが女優賞をW受賞。さらに、スタント・アンサンブル賞も獲得し、ノミネートされていた全部門を制した。男優賞には浅野忠信もノミネートされていた。

「SHOGUN 将軍」は、昨年9月にテレビ界で最も栄誉ある賞とされるエミー賞で18冠を達成。今年1月のゴールデン・グローブ賞での4冠、さらに2月初旬に発表されたクリティックス・チョイス・アワードの4冠に次ぐ、快挙となった。

キャスト賞の受賞スピーチで真田は、「この作品を認めてくれてありがとう」と感謝の言葉を述べ、「皆さんからいただいた賞なので、とても特別です」とコメント。

70%のセリフが日本語で字幕付きだったことから、「大きな賭けであったに違いない」と話し、「演技が世界共通の言語であることを示してくれた」と受賞を喜んだ。(ロサンゼルス=千歳香奈子)

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「SHOGUN 将軍」4冠 日本人初男優賞の真田広之、セリフ7割日本語も「演技が世界共通の言語」