真田広之ら日本人初の快挙 SAG賞とは? 「アカデミー賞前哨戦」とも
<第31回SAG(全米映画俳優組合)賞授賞式>◇23日(日本時間24日)◇米ロサンゼルス・シュライン・オーディトリアム
テレビ部門で最多5部門にノミネートされた「SHOGUN 将軍」で制作も務めた、真田広之(64)が男優賞(ドラマシリーズ)を受賞した。日本人初の快挙。戦国最強の武将・吉井虎永を演じた演技が評価された。アンナ・サワイ(32)は、女優賞(ドラマシリーズ)を受賞した。
◇ ◇ ◇
◆SAG賞(SAGアワード=Screen Actors Guild Awards) 1995年にスタートし、毎年2月ごろに開催。アメリカの俳優が加盟する「全米映画俳優組合」が主催し、俳優の投票によって選ばれる。俳優の投票比率が高いとされる「アカデミー賞」に近い仕組みになっており、結果は似るケースが多く、“アカデミー賞の前哨戦”との見方もされている。
今回、「SHOGUN 将軍」に出演した真田広之、浅野忠信が男優賞(テレビドラマシリーズ部門)、澤井杏奈(アンナ・サワイ)が女優賞(同部門)にノミネートされていた。
日本人のノミネートは渡辺謙(04年)菊地凛子(07年)に続くものだった。