膳場貴子アナ(2021年6月撮影)

フリーアナウンサー膳場貴子(49)は23日、キャスターを務めるTBS系「サンデーモーニング」(日曜午前8時)に出演し、石破茂首相が17日の衆院予算委員会で、森友学園をめぐる財務省決裁文書改ざん問題について答弁した内容についてコメントした。

改ざん文書問題では大阪高裁が1月30日、1審の関連文書不開示決定を取り消す判決を出したことを受け、政府は最高裁への上告を断念。大阪高裁判決が確定した。石破首相は同日の衆院予算委員会で、文書の開示について問われ「情報公開法の規定にのっとって、きちんとした証拠というものを元に、説明できるものは誠実に説明責任を果たして行きたい」と答えた。

文書改ざん問題を苦に自ら命を絶った元近畿財務局職員の赤木俊夫さんの妻雅子さんがこの日の委員会を傍聴に訪れており、石破首相は午前中の質疑後、委員会室を出たところで雅子さんと短く言葉を交わし、番組ではその時の様子も放送された。

膳場は、VTRの後で「森友文書がどういった形で開示されるのか、真相は明らかになるのかというところが次なる課題です」とコメント。政府の今後の対応を注視する考えを示した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 サンモニ膳場貴子「森友文書、どういう形で開示されるのか」不開示取り消し確定受け国の対応注視