池田エライザ、NHK－BS主演ドラマ「舟を編む」地上波での再放送決定 ６月17日スタート予定

池田エライザ（2021年3月撮影）

池田エライザ（28）の主演ドラマで、大きな話題を呼んだNHK－BSの「舟を編む～私、辞書をつくります～」が、総合（地上波）で再放送されることが21日、発表された。

6月17日スタート予定で火曜午後10時から放送で全10話。BSで放送した内容の「短縮版」になる。

池田は「放送終了から1年がたちましたが『舟を編む、みたよ』と言っていただけることが今もあります。そしてその会話の先で、言葉について、そこに込められた想いについて、過去のこと、未来のことなどをいろいろ教えてくださることがあるのです。作品を通して、誰かの人生を知る。この瞬間が私は幸せです。自分の舟を編んでいく…その大切な工程を、内緒話を教えてもらえているようでいとおしい気持ちになります。今回の再放送でこの作品に出会う方々が、新しい図面を描き、編み、出航する…。その手助けになれるかもしれない！それは私にとって、得難い幸福です」とコメントした。

三浦しをんさんの同名小説が原作。人気ファッション誌で働く岸辺みどり（池田）は雑誌の廃刊で辞書編集部に異動。そこは、くせ者ぞろいの職場だった。岸辺は同僚に翻弄（ほんろう）されながら、1冊の辞書を作るために十数年間に及ぶ時間と手間をかける根気と熱意に触発され、次第に辞書編さんの仕事にのめり込んでいくストーリー。

同作は昨年、「東京ドラマアウォード2024」授賞式で、作品賞（連続ドラマ部門）の優秀賞を受賞。BSドラマからの選出は初めてだった。