小室哲哉、宇都宮隆、木根尚登 TM NETWORK40周年記念ドキュメント映画上映会
TM NETWORKの小室哲哉(66)宇都宮隆(67)木根尚登(67)が19日、都内でデビュー40周年記念ドキュメント映画「TM NETWORK Carry on the Memories-3つの個性と一つの想い-」(28日公開)の舞台あいさつに出席した。
3人は26日にリリースされる新曲「Carry on the Memories」のCDジャケット衣装のスーツ姿で登場した。
84年に「金曜日のライオン」でデビュー。40周年記念ツアー300時間に密着した作品に宇都宮は「特典映像だったと思っていたのに映画化と聞いてびっくりした」。木根は「映画と聞いてたら、僕は全部メークして肩パッドの入った衣装を着ちゃったかも(笑い)。いつもはサポートメンバーが付いてるんだけど、40周年ツアーはメンバー3人だけと聞いて、すごく練習しました」と笑った。
音楽監督を務めた小室は「木根さんは元々サイドギターなのに、今回はリードギターを弾いて大変だったと思う」と気遣った。そして「木根さんが圧倒的にお話ししてる。ウツ(宇都宮)はボーカルだから、ステージの前後は気をつけてしゃべらない。木根さんのおしゃべりが止まらないところに音楽を入れたら、感動的な作品になりました」と笑った。
仲の良さの秘訣(ひけつ)を聞かれると、宇都宮は「たまに会うからいいんじゃないですか」。木根と小室は「その通り!」と笑顔。小室はも「絶妙な空気感があると思います」と笑った。
小室は「こういう劇場で上映できるのは、他の俳優さんのことを考えたら申し訳ないくらい。ただ、ドキュメントをまとめてくれたみなさんや、自由に作らせてくれたことに感謝したい」。宇都宮は「俳優さんの舞台あいさつって、こういうものなんだって思いました。緊張しました。3月からまたツアーが始まるので、よろしくお願いします」。木根は「ここまでの話を聞いて『(作品の中で)木根さんがしゃべってんだ』と思う人もいると思うけど、夢に見ていたギターを購入して演奏のシーンで使っているので、それをみてほしいですね」と話した。
最後に小室は「この作品は、3人以外にしゃべってる人がいない。ナレーションがないん」と振り返ると、木根は「『ちびまる子ちゃん』みたいにやってもらえばよかったかな」と笑った。