2023年2月撮影の西田敏行さんの遺影(撮影・浅見桂子)

昨年10月に76歳で亡くなった西田敏行さんのお別れの会が18日、東京・増上寺でしめやかに執り行われた。西田さんと50年来の親交がある仲間で結成した「五人会」メンバーの松崎しげる(75)柴俊夫(77)田中健(73)、さらに萬田久子(66)が取材に応じ、思い出を語った。

「西田さんの意外な一面」を聞かれると、田中は「意外に短気は短気だよ」と回答。松崎も「20代の頃は短気だったね、理不尽なことに腹立てるんですよ」とうなずいた。

柴は、自身が独身時代「なかなか結婚をしない」と悪口を言われたことを明かし、松崎は「その時に『てめえなんだ、お前よう!』って(柴に悪口を言った相手に)飛びかかっていく西田敏行がいまだに目に映る」としみじみ。萬田も「私も守ってもらったことがありました。すごいんです、怒ると」と明かし、柴は「自分のためじゃなくて人のために怒る」と振り返った。

また、「五人会」にはそれぞれ“役割”があったといい、松崎は「俺と西やんは宴会係で盛りあげる。風紀委員係は柴さん。柴さんがいないとなかなかまとまらない。会計係はしっかり者の志垣太郎(22年死去)。五人会の華として、(田中)健ちゃんがいるとだいたい美しい女性が来るんです」とにやり。また萬田について、ほか3人は「マドンナ」と口をそろえ、和やかな空気でかつてを懐かしんだ。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「五人会」メンバーらが西田敏行さんとの思い出話でしみじみ、意外な一面も明かす「短気は短気」