彩青 新曲「津軽三味線物語」のヒット祈願&歌唱奉納 「故郷や両親を思いながら歌って欲しい」
演歌歌手彩青(りゅうせい、22)が18日、東京・新宿の花園神社で新曲「津軽三味線物語」(19日発売)のヒット祈願と歌唱奉納を行った。
5歳で民謡、7歳から津軽三味線を習い、19年6月に細川たかし(74)の弟子としてデビュー。7作目となる今作は細川の盟友で青森県出身の吉幾三(72)が作詞作曲を手がけた。故郷を離れた主人公が、両親を思いながら津軽三味線を弾く姿を歌にした。彩青本人の姿と重なるところがある。
デビューからの道のりを振り返ると「あっという間でした」。最近はソロ活動のほか、細川を頂点とする「細川一門」としてのコンサートを行ったり、若手演歌歌手の集まり「演歌第七世代」としてテレビ出演をしたりと多忙だ。「感謝の気持ちを忘れずに頑張っています。『細川-』では民謡も歌いながら、みんなで盛り上げています。『第七世代』では伝統を守りながらも若い世代で新たな革新をと思っています」と明かした。
最近はポップスも歌唱するなど歌の幅を広げている。「いろんな歌に挑戦して、これからも多くのジャンルを歌っていく」。そして「1曲1曲との出会い、そしてファンの皆さん1人1人との出会いを大切にしていきます」と続けた。
吉については「会うといつも『頑張っているね』と言ってもらっています。デビューの時に『いつか曲をかけたらいいね』と言ってもらい、それが実現しました。感謝の気持ちでいっぱいです」。
彩青らしい高音の伸びが特徴的な曲。ファンへの歌唱アドバイスとして「それぞれの個性を生かして気持ち良く歌って欲しい。そして故郷や両親を思いながら歌ってもらえれば」と話した。