3月20日に襲名披露公演を行う(左から)桂そうば、桂ひろば、桂ちょうば

米朝一門落語会シリーズ「ひろば改め二代目桂力造 ちょうば改め四代目桂米之助 そうば改め二代目桂惣兵衛 三人同時襲名披露公演」(3月20日、大阪サンケイホールブリーゼ)に出演する桂ひろば(46)桂ちょうば(46)桂そうば(46)が17日、大阪市内で取材会を行った。

3人はいずれも昨年亡くなった桂ざこばさんの愛弟子。ひろばは「師匠が亡くなり、教えてもらったことをすべて公演でぶつけたい。遠い空から見守っていただきたい」と決意表明した。

当日のネタについては、ちょうばが「(亡くなった人が登場する)地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)をやって、師匠にも噺(はなし)に出てもらおうかと思案中です」とプランを明かした。

そうばは「師匠は一番笑いを取った人。わたしも笑いに特化した落語家として成長していきたい」と誓った。

3月20日の楽屋入りした時点で、3人はそれぞれ、二代目桂力造(ひろば)、四代目桂米之助(ちょうば)、二代目桂惣兵衛(そうば)を名乗る。同日の公演では口上が行われ、桂南光(73)笑福亭仁智(72)桂塩鯛(70)桂米団治(66)も出演する。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 桂ひろば&ちょうば&そうばが襲名披露公演控え決意表明、師匠桂ざこばさんへ「空から見守って」