北川悦吏子氏(2018年11月撮影)

脚本家の北川悦吏子氏(63)が14日、X(旧ツイッター)を更新。代表作の1つである、木村拓哉主演の大ヒットドラマ「ビューティフルライフ」を紹介したテレビ番組の内容に違和感を示した。

北川氏は「『愛していると言ってくれ』『ビューティフルライフ』この二作品の使用許可を出した『初耳学』の『ビューティフルライフ』の紹介に違和感を覚えます」と書き出し、9日に放送されたTBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)の内容に言及した。

同番組には女優の常盤貴子(52)が出演。自身がヒロイン役を演じた00年放送の連続ドラマ「ビューティフルライフ」で初共演した木村について「わりとアドリブも入れてこられる方で、セリフの順番とかも違ってたりとかする」と話した後、同ドラマで2人が会話するワンシーンが流され、ナレーションで「自由なアドリブが2人の自然なやり取りを生み、大ヒットにつながっていた」と紹介されていた。

しかし北川氏は「役者陣はセリフの入れ替えなど、もしするとしても、とても慎重です。アドリブにも。作品を壊さないよう、細心の注意を払っています」と説明した上で、「番組内であたかもアドリブとして流されたシーンは、アドリブではありません。ちゃんとシナリオにあります」と台本の画像もアップして放送内容を否定した。

続けて「私たち制作陣は、私の書いた脚本を一語一句、検証し何度も何度も打ち合わせをし、決定稿にします。それに対して、真摯に向き合うのが役者さんたちです。軽いノリでは作られません。誤解なきよう。そして、シナリオにあることをあたかも、たまたまのアドリブであるように見せるのは、いただけません」とピシャリ。「『初耳学』の方、ちゃんと私の脚本を確認なさったのでしょうか?」と疑問を呈した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 北川悦吏子氏「ビューティフルライフ」紹介した番組内容に違和感「確認なさったのでしょうか」