あえてフジテレビのみでCM放送を始めた映画が登場!「AC並みにCMが流れると思う」
起業家で格闘技イベントBreakingDown(ブレイキングダウン)のCOOとして知られる溝口勇児氏が8日、X(旧ツイッター)を更新。自身がエグゼクティブプロデューサーを務める公開中の映画「BLUE FIGHT~蒼き若者たちのブレイキングダウン」(三池崇史監督)のCMをこの日からフジテレビで放映していることを報告した。
同作は格闘家朝倉未来が立ち上げCEOを務めるブレイキングダウンを題材に、少年院で出会った2人が同イベント出場を目指す姿を描いたバトルアクション映画。
溝口氏はXに「本日 2月8日(土)~2月11日(火)までの4日間、映画「BLUE FIGHT」のテレビCMが放送されます。今回のCMを通じて、BreakingDownやYouTubeの枠を超え、より多くの人に映画を届けたいという想いから、多額の予算を投じて放送を決定しました。放送局は、今話題のフジテレビです。この4日間はAC並みにCMが流れると思うので、もしCMを見かけたら、ぜひSNSで教えてください」と記した。
そして「実は、CM放映の背景を話すと『キー局すべてに放送するか』『それともフジテレビに絞るか』でチーム内でも議論が分かれました。正直、現在報じられているフジテレビ上層部の問題が事実なら、僕自身も虫唾が走るほど嫌悪感を抱くし、到底受け入れられるものではありません。一方で、社会が過ちを犯した人に対して厳しくあってくれるなら、99%の人が被害者に寄り添ってくれるなら、せめて僕たちくらいは寛容であってもいいのかなという考えも持っています。もちろん、過ちを簡単に許してしまうことは正しいとは思いません。けれど、一度の失敗で一生立ち上がれないような社会もまた違うのではないか、と。繰り返しますが、世間には過ちを批判する人がたくさんいてくれる分、僕たちはこのスタンスを取ることができています」などと長文で、フジテレビでのCM放映を決めた経緯などを説明した。 フジテレビでは、中居正広氏(52)の女性トラブルをめぐる対応などを受けて、80社近い企業がCM出稿を差し止めたとみられ、現在放送されているCMはACジャパンや自社ものが中心になっている。7日にはガス給湯器製品の販売、設置事業を展開する「キンライサー」が、フジテレビでのCMを再開することを発表している。