松たか子、キムタクに自宅まで送ってもらった過去「今、ありえなくないですか」
女優松たか子(47)が8日、日本テレビ系「ニノさん」(金曜午後7時)に出演。初めて出演したドラマで共演した元SMAP木村拓哉(52)に自宅まで車で送ってもらった思い出を話した。
5つあるお題を選ぶ際にレギュラー菊池風磨(29)が「僕、ちっちゃいときから拝見させていただいてるんで」と前置きして「人生を変えた忘れられない仕事」をチョイス。松は「連ドラに初めて出演した『ロングバケーション』です」と答えた。
松は「いろいろありましたけど、あれは大きかったです」と振り返り「ちょうどそのとき舞台に立ちたくて、デビューしたので、舞台か連続ドラマの仕事どうしますか、みたいに…そこまでの私だったら、迷わずに舞台だった。連ドラなんてそんなチャンスなかなかないんじゃない、って声があって…えー、そうなんだ、と思って、じゃあ、やってみます、って言ったのが…ロングバケーション」と話した。質問した菊池は「初めてだったんですね」と感心した。
当時の「ロングバケーション」は最高視聴率が36・7%を記録し、当時18歳の松は主演の木村が23歳で、恋心を抱く後輩役で出演。MC陣内智則(50)から「反響はどうだったんですか」との問いに「私、覚えてるのが、木村さんの後輩の役で出てたんですよ、役柄で木村さんを振るみたいな…そうしたら『キムタクを振った女』っていう見出しが出て、私、本当に『えー』と思って、すごい世界なんだなとそれを見て、一気に冷静になった、っていうか…役でやったことが見出しになる…なるほど…ガード、気をつけるぞ。ちょうど大学に入った年だった」とファイティングポーズをとってスタジオの笑いを誘発した。
菊池から「今のドラマと当時の現場と違うんですか」と質問され「違うと思います。ロケ場所に人がいっぱい集まって、スゴい人。それこそ私はタクシーや電車で通っていたので…木村さんに送っていただいたことがある」と話した。菊池と二宮和也(41)は「かっけー」とため息を漏らした。松は「まだ、そのとき実家だったんですけど、車で送ってもらって。今、ありえなくないですか」と話すと菊池は「共演してる女の子を送ることない」と話した。
当時の木村の印象について松は「本当にお世話になっている人。ご迷惑もいっぱいかけている。今思うと元気じゃないですか。誰よりも忙しいと思うんだけど、忙しくてヘロヘロって姿をみたことがない。元気な人だな、って思って今に至る」と思い返した。