中居正広氏(2020年2月撮影)

国際弁護士の清原博氏(47)が29日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」(月~金曜午前1時55分)に生出演。週刊文春が中居正広氏(52)の女性トラブルについて一部報道内容を訂正して謝罪したことについて言及した。

「我々は文春の記事を読むときに、これは本当だろうかと。疑いの目で記事を読まないといけないのではないかと。ましてや安易に文春の記事が正しいと乗っかってしまって、それでさらにいろんな批評、批判を加えたり、臆測を追加するというのはやってはいけない」と訴えた。

そして「私が一番気にしてるのは、文春の記事によって加害者とされた人が、この記事は間違ってます、事実無根ですって言ってしまうと、世間はどう受け取るかというと、加害者とされた人が事実は違うということが、被害者とされた人に対する二次被害になっていると。文春の記事が正しいということを前提としているから、加害者が事実を否定したら、被害者への二次被害となる」と主張した。

その上で「そういう風潮ができてしまうと、加害者とされた人が文春の書いた記事を否定することができなくなってしまう。それは大変恐ろしいこと。文春の記事が正しいと決め付けるんじゃなくて、加害者とされる人がどう反応するのか、加害者とされた人が事実無根です、違いますとか言うんだったら、あぁそうかもしれないの?と。文春が書いた記事が今回のように取材不十分のまま出していることがあるんだから、加害者とされる人が事実は違うって言うんだったら、これは我々は冷静に受け止めて、何が事実かは分からないよねと。こういうスタンスで物事を見ていかないと」と語った。

週刊文春(電子版)は、昨年12月25日に「中居正広9000万円SEXスキャンダルの全貌 X子さんは取材に『今でも許せない』と…」と見出しを付けた記事を配信したが、28日までに訂正文を追加。「【訂正】本記事(12月26日発売号掲載)では事件当日の会食について『X子さんはフジ編成幹部A氏に誘われた』としていましたが、その後の取材により『X子さんは中居に誘われた』『A氏がセッティングしている会の”延長”と認識していた』ということがわかりました。お詫びして訂正いたします。また、続報の#2記事(1月8日発売号掲載)以降はその後の取材成果を踏まえた内容を報じています」とした。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 中居正広氏記事訂正の文春に「乗っかって批評、批判、臆測はやってはいけない」清原博弁護士クギ