米山隆一氏、ひろゆき氏とABEMA発信内容に苦言「本当に罪作り」「責任ある言説を」
立憲民主党の米山隆一衆院議員(57)が23日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。「2ちゃんねる」開設者で元管理人の「ひろゆき」こと西村博之氏(48)の投稿や、ネットテレビ局「ABEMA」の報道などについて苦言を呈した。
ひろゆき氏は22日、報道番組「Abema Prime」の公式YouTubeチャンネルで公開された「【AED】異性への必要な配慮は?“女性に使わない”投稿が物議…正しい処置を学ぶ」とのタイトルの動画を引用。「過去に女性にAEDを使って救命した男性が『強制猥褻罪』の被害届を出されて、警察に事情聴取されたことがある。和解で決着したとのことですが、リスクがあるのは事実なんですよね」と発信内容に触れ、「『危うきに近寄らず』になってしまうのは、致し方ないかと。。」とつづっていた。
米山氏は、ひろゆき氏の投稿に対し、「各所で指摘されている通り(1)道で一人で倒れている状況で通常AED・毛布はない(2)通常見ず知らずを救急車に乗せない(3)通常警察は救急隊員からの聴取で事件性なしと判断する。と真偽に重大な疑問が付きますが」と指摘した上で、「仮に事実でも助けるのが当然で、助けなくて仕方ない様な情報を流布するのは厳に慎むべき事です」とたしなめた。
また、ABEMAに対しても「AbemaTVは、真偽が非常に疑わしく、女性の救急患者の救命率を著しく下げかねないこの様な情報を安易に流すべきではないし、仮にその事例が事実だとしても、通常その様な事は起らず、可能な限り救命に尽くすべきだと、きちんと伝えるべきだと思います。責任ある言説をと思います」とピシャリ。
救命救急の“リスク”を心配するXユーザーに返信するかたちで「だから、この事案が事実かどうか非常に疑わしく、通常訴えられるなんて事は起こらないと言っています。AbemaTVは本当に罪作りで、訂正放送を流すべきとすら思います」と私見を述べた。