長野県・軽井沢プリンスホテルスキー場で行われた大回転競技大会の39歳以下のレギュラーの部で優勝を果たした、おばたのお兄さん

お笑いタレント、おばたのお兄さん(36)が22日、長野県・軽井沢プリンスホテルスキー場で行われた大回転競技大会に出場し、39歳以下のレギュラーの部で優勝を果たした。23年の本格競技復帰後、複数人出場大会では初の栄冠。このほど取材に応じ「優勝できて良かった」と喜びをかみしめた。

3歳からスキーを始め、中学1年時にアルペンスキー新潟県地区強化指定選手に選ばれるなどしていた。23年に本格復帰すると、23年の同大会で5位入賞。当時は53秒68だったが、今回は47秒92と大幅にタイムを縮め「何度も走ってきたコースで落ち着いて臨めた精神的余裕が良かったのかな」と声を弾ませた。

妻でフジテレビの山崎夕貴アナウンサー(37)も軽井沢に駆けつけており「優勝旅行をプレゼントできました」と笑顔。「フジテレビが大変なことになっていて、なかなか明るいニュースがない中だったので。僕らもフジテレビさんの番組で出会って結婚まで至りましたし、最近は『(千鳥の)鬼レンチャン』を見た子どもたちから声をかけられることも多いです。僕もお世話になった局なので、何とか元気を取り戻してほしい」と思いも語った。

前日は午後9時まで日本テレビで番組収録に参加しており、共演した劇団ひとりから翌日の予定を聞かれた際に「12時間後に軽井沢でアルペンスキーの大会に出ます」と伝えると「芸人なのに何やってんだよ」と爆笑されたという。「笑ってもらえて、それがすごくエールになりました。やっぱり芸人が本気でこうしたことを頑張っていると面白いんだと。ひとりさんの連絡先は知らないんですけど、この記事で結果を届けたい」と語った。

約3万円相当のスキー用品などの景品もゲット。競技復帰後はスキー場などで声をかけられることも増えたといい「『おばたさんが出ると大会が盛り上がる』といった声をいただけることもあって、最近は少し使命感も感じながらやっていました。YouTubeを見てくれる人も増えて、今日も台湾の方が来てくださって写真撮影などもしました。スキー関連のお仕事も増えているので、盛り上げられるようにこれからも頑張っていきたい」と力を込めた。

次の目標は公式大会となる全日本マスターズでの優勝。毎年3月に行われるが昨年に続き、今年も出演ミュージカルの稽古期間などが重なって出場できないといい「来年の大会へ向けた修行期間だと思っています。稽古が急に休みになることもあるので、その時に出られる大会があったら出ようかなといった感じです。夏場は体を動かす系の番組に出ることも多いので、オールスター感謝祭のマラソンを陸上トレーニングだと思って、心臓破りの坂を夏は上って、冬は下れるように頑張りたいです」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 おばたのお兄さんスキー大回転で優勝 妻のフジ山崎夕貴アナも駆けつけ「明るいニュースを」