東京・港区の文化放送

文化放送は21日、同社が運営するアニメ&ゲーム&声優コンテンツのインターネットラジオ「超!A&G+」のサービスを25年3月末で終了することを発表した。一部番組は25年4月から地上波での放送、同局のオリジナル配信プラットフォーム「QloveR」での配備に移行する。

「超!A&G+」は文化放送が制作し、デジタルラジオ推進協会が実用化試験放送していた地上デジタルラジオ「DigiQ+N 93」のアニメ・ゲーム・声優関連番組専門チャンネルとして07年9月にスタート。同時に、デジタルラジオを受信できないリスナー向けにインターネット同時再送信を開始していた。地上デジタルラジオの実用化試験放送は11年3月をもって終了したが、同年4月からインターネットラジオチャンネル「超!A&G+」として改めてスタートし、アニメファンを中心に親しまれていた。

24年4月1日からは文化放送発のオリジナル配プラットフォーム「QloveR」(クローバー)の「超!A&G+チャンネル」でもサイマル配信が行われていた。同社は「市場のニーズやユーザーの視聴環境の変化に対応したサービスの向上、また質の良いコンテンツ提供を持続していくためのリソースの選択と集中の検討を進める中、このたび『超!A&G+』のサービス終了を決定いたしました。同局では今後、『超!A&G+』一部番組の移行を含め、『QloveR』でのコンテンツを拡充してまいります」としている。

詳細は、各番組より順次発表予定という。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 文化放送「超!A&G+」配信を3月末で終了 一部番組は地上波や「QloveR」で配備