橋下徹氏(2023年7月撮影)

フジテレビ系報道番組「日曜報道THE PRIME」(日曜午前7時半)は19日の生放送で、タレント中居正広(52)の女性トラブルを巡り、同局が行った17日の記者会見の話題を取り上げ、レギュラーコメンテーター橋下徹氏(55)がコメントした。

番組後半、梅津弥栄子アナウンサーが、この1週間のニュースを取り上げるコーナーで「橋下さん注目は、中居正広氏の女性トラブルなど、一連の報道について、フジテレビが調査委員会を立ち上げるということを発表しました」と、橋下氏の注目するニュースであると告知。梅津アナは「中居氏と女性のトラブルについては、双方の代理人を通じて示談が成立し、守秘義務が生じているため、、当事者女性の人権、そしてプライバシーに配慮して、お伝えしてまいります」と補足し、梅津アナが会見で港浩一社長が語った内容を説明した。

コメントを求められた橋下氏は「フジテレビは報道機関として、自らに厳しい姿勢を貫いていくべきだと思います」と提起。第三者の弁護士を中心とする調査委員会について「これはしっかり信頼を回復するために調査していただきたいと思うんですが、昨日ぐらいから、フジテレビへのCM、スポンサー企業が撤退するという報道が出ています。スポンサー企業は視聴者のその意向、気持ちをある意味、代弁する役割を持っていると思いますので、今、フジテレビがやろうとしていることに関しても、視聴者の信頼を十分に獲得できていないと思うんですね。それが一種の、スポンサー企業のCM撤退ということで、シグナルが出ていると思う」と指摘した。

さらに橋下氏は「僕もこの番組出させてもらって、テレビ報道機関として、企業の不祥事、特に政治家の不祥事、または疑惑に対しては、かなり厳しく追及してきたと思っているます。であるからこそ、今、フジテレビがそういうように疑惑といいますか、そういうことを思われているのであれば、今まで我々が言っていたのと同じレベルで厳しく、厳しい姿勢で臨まないと、なかなか視聴者の皆さん、自分たちにフジテレビは甘いのか、とそういう風に思われてしまう。信頼の回復なんかないと思う」と語った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 橋下徹氏、中居正広めぐるフジ対応に番組で苦言「視聴者の信頼を十分に…」スポンサー離れも指摘