映画「悪鬼のウイルス」完成披露上映会に出席した村重杏奈

元HKT48村重杏奈(26)が12日、都内で、初出演にして初主演映画「悪鬼のウイルス」(24日公開。松野友喜人監督)完成披露上映会に出席した。

同作は累計8万部突破の小説家二宮敦人氏の同名ホラー小説が原作。神隠しの伝説が残る“旧石尾村”を都市伝説調査の動画を撮るために訪れた4人の若者が消息不明となる。残されたビデオカメラには…。村重は茅野日名子を演じる。

舞台でセンターに立った村重は「アイドルをやっていたけど、センターに立つことがなかったので、ドキドキしています」。舞台あいさつ後の合同取材会では「こんなに華やかな世界があるんだって。思ったよりも端っこにいたので、ほぼ初めての経験でした」とし、「改めて主演を感じて、しっかりPRしていかないとって思った」と振り返った。

初主演については「正直ドッキリだと思っていた。この手のドッキリに散々掛かってきたので」とした。「顔合わせの時でも、いつカメラ来るんだろうと思っていた」という。だが、ドッキリではないことが分かると「初めて不安になった」と明かした。「バラエティー一本でやってきたので、『村重が?』と思われるのもあって不安だった」と胸中を吐露。また、「分厚い本を渡されて『これ本当に覚えるの?』と思ったけど、分からないなりに頑張った」と笑った。

そんな不安からか「撮影時間の記憶がゴッソリ抜けている」と明かした。「バラエティーは人を楽しませる仕事だけど、今回は怖がらせなければならない」とし、「役者さんがよくいう“役を落とす”がもう分からなくて、毎日が試行錯誤の連続で、初めてプレッシャーを感じた」。

バラエティーでは大きく出るタイプだが「女優としてはレベル1」と謙虚。「これが最後かもしれないので、楽しもうと思った」とし、「この作品を通して村重を知ってもらうかもしれないので、『何この子?』とならないようにははやったつもりです」と胸を張った。

そんな村重を松野監督(25)は「結構難しい役だったと思うけど、純粋にうまかったです」とした。

この日、太田将熙(30)桑山隆太(20)吉田伶香(22)と主題歌を担当した「高嶺のなでしこ」も登壇した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 “女優レベル1”村重杏奈が映画初出演&初主演「これが最後かもしれないので楽しもうと思った」