武田鉄矢(2022年8月撮影)

歌手、俳優の武田鉄矢(75)が、12日放送のフジテレビ系「ワイドナショー」(日曜午前10時)に出演。女性とのトラブルが報じられ公式サイトで謝罪した中居正広(52)について語った。

番組では中居が9日に発表した謝罪文で「示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」と触れたことについて議論。武田はその一文を念頭に「我々がテレビに出ていて何か仕事ができるということは、私たちのやる気だけではどうしようもなくて、やっぱりスポンサーだったりテレビ局があったり、そういうものの中で私たちはテレビという仕事をやっている」と語った。

さらに「ちょっと個人的な思いなんですけど」と前置きすると、カメラ目線に向き直って演説するようにコメント。「私どもテレビに出ておりまして、一番避けなければならないことは分かっておるんです。それは、人を傷つけないということなんですね。これが芸能という分野で、エンターテインメントで生きる人間の絶対の使命なんですよ。私どもはこうやってテレビに出ております。多少、いいかげんなことを言う時もありますし、話が正確でない時もありますけど、私どもは、誰かを喜ばせたいという、その思い一念で、エンターテインメントという現場に立っております。芸人としてはそんな思いで、このテレビに出ているということを、ぜひ了解していただき、テレビという世界で生きていこうと思います」と手ぶりもまじえて熱弁した。最後は「ごめんなさい、話長くなっちゃって」と締めた。

番組では中居がMC番組の同局系「だれかtoなかい」の当面休止とともに、各局で番組休止や差し替えが相次いでいることを紹介した。

中居は9日に公式サイトにコメントを掲載。女性とのトラブルがあったことなどを認めて謝罪した上で「なお、示談が成立したことにより、今後の芸能活動についても支障なく続けられることになりました」などと伝えていた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 武田鉄矢、中居正広問題で“芸人”の思い熱弁「エンターテインメントで生きる人間の絶対の使命」