堀ちえみ(2023年4月撮影)

2019年にステージ4の舌がんと診断され、同年に手術していた歌手の堀ちえみ(57)が25日、自身のインスタグラムを更新。

来年4月から日本歯科大の生命歯学部客員教授に就任すると発表した。

「日本歯科大学の生命歯学部 客員教授を拝命しました」と前置きした上で「日本歯科大学は何年か前に、学生の皆様との、トークディスカッションをさせていただき、その時にご縁をいただきました」と書き出した。客員教授とは、大学や研究機関からオファーを受けて、教授に相当する待遇で非常勤で一定期間活動する。

そして「前々からお話はいただいておりまして、本日教授と打ち合わせということで大学病院へ しかしその日のうちに、学長より辞令をいただくことになりました 打ち合わせということでしたので、軽装で伺いましたが、まさかの辞令をいただくとは!」と驚いた。

続けて「今回は一人の舌がん患者としての拝命です 大変光栄です 口腔がん・舌がんの早期発見に、より一層の力を注ぎ啓蒙していきます」と意気込みをつづり、「そして生徒の皆様からも、いろいろなことを学んでいきたい所存です 4月1日から1年間、頑張ります」と締めくくった。

2019年にステージ4の舌がんと診断され、同年の手術で舌の6割を切除。手術で再建した舌には「障害が残っている」と明かしている。今年2月に完治し、歌手復帰を目指して10月末に17年ぶりの新曲「FUWARI」をリリースしていた。

堀は1967年(昭42)2月15日、大阪生まれ。中3の時、ホリプロタレントスカウトキャラバンで優勝。82年「潮風の少女」で歌手デビュー。89年に医師と結婚。3男をもうけたが99年離婚。00年、出版社勤務の男性と再婚し、同年に四男、02年に長女をもうけたが、10年離婚。11年、一般男性と再々婚、相手の男性の子供を含め7人の母となった。血液型B。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 堀ちえみ、日本歯科大の客員教授就任「一人の舌がん患者としての拝命」25年4月から1年間