毬谷友子(2012年撮影)

宝塚歌劇団出身の女優毬谷友子(64)が24日までにX(旧ツイッター)を更新。東京美容外科に勤める女性外科医によるSNS不適切投稿に、思いをつづった。

女性外科医はグアムでの解剖研修の写真を公開し「いざ Fresh cadaver(新鮮なご遺体)解剖しに行きます!」「頭部がたくさんあるよ」などとSNSに投稿。献体された死体の一部にはモザイクがかかっていなかった。ネット上の騒動を受け、女性外科医は当該投稿を23日までに削除し、自身のブログに謝罪文を掲載した。

毬谷は、この件について東京美容外科の統括院長を務める麻生泰氏が自身のXで謝罪したポストを引用。「ポストによると『この写真は、アメリカで解剖している事ですので、日本ともルールが異なります。』との事ですがアメリカのルールでは遺体の前で笑顔でピースしていても問題ないという事なのでしょうか?」と、麻生氏の釈明に疑問を呈し「私の父は死後、解剖されました。命無くても尊い身体である事には変わりません。怒りに震えます」とした。

その後の投稿では、女性外科医が公開していた画像や投稿内容に「今 初めて見たのですが。許せないですね。写真もさることながら、絵文字に倒れそうな位 驚きました。本当に、人間の命を預かる医者なのですか? この人は?」と言及。「何故!!! 笑顔の絵文字なのですか? ここにいる今はなき命には、全ての人生があり、死してなお、後世の人達のために、こうして肉体を提供されたのですよ。ご遺族の気持ちなど、考えた事があるのでしょうか?」「ここに、ご自身の父親や母親が横たわっている事とか考えられますか? それでも笑顔の絵文字をつけるのでしょうか?」と疑問を投げかけ、怒りをにじませた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 毬谷友子、女性外科医による不適切投稿に思い「本当に、人間の命を預かる医者なのですか?」