前澤友作氏が異例2週間日程「前澤杯」25年4月開催、プロアマ参加権販売「経済回る大会」目指す
衣類通販大手ZOZOの創業者で、株式会社カブ&ピース代表取締役社長の前澤友作氏(49)が主催するゴルフツアー「前澤杯 MAEZAWA CUP 2025」が、25年4月14~27日にかけて、千葉県睦沢町に同氏が所有するプライベートゴルフコース「MZ GOLF CLUB」(旧デイスターゴルフクラブ)で開催されることが18日、決定した。
大会は日本ゴルフツアー機構(JGTO)が共催。JGTOが発表したツアー日程は同24~27日だが、初日前日23日までに10日間のプロアマ戦を実施することで、日程としては、JGTOでも例を見ない“2週間開催”となる。
同大会では4月14~23日に、最大10日間にわたるプロアマ戦を実施。プロアマ参加権は1日50組、1組100万円で販売され、参加者は一緒にプレーするプロ選手をオークション入札方式で指名。同24~27日には予選および決勝ラウンドが実施され、賞金総額は最大4億円、優勝賞金は最大8000万円となる国内トップクラスの大会を目指す。
プロアマおよび大会観戦チケットの詳細情報や販売開始は、25年2月中旬を予定している。
前澤氏は、コメントを発表。「何度かプロアマに参加させていただいてますが、プロの球の弾道・アイアンの音・グリーン周りの小技、間近で見せてもらえるそのすべてに毎度感動しております。ラウンド中にさりげなくいただくプロからのワンポイントアドバイスもプロアマならでは。こうしたプロアマの感動をみなさまにもお届けしたい。そして、お仲間やカップルやご家族で気軽に参加していただきたい。そんな想いから、日本初となる最大10日間のプロアマ戦の開催と参加チケットの一般販売を本大会の目玉企画としました」と企画の趣旨を説明した。
自身もゴルファーとして69のベストスコアを持つが「プロアマの興行収入を賞金に還元したり、予選カットを廃止し全選手に賞金が出るようにしたり『経済がしっかりと回る大会』を目指し、持続的に男子ツアーを盛り上げていく一役を担えればと思います」と意気込みを示した。