津久井教生のブログから

NHK Eテレ「ニャンちゅう」シリーズのキャラクター、ニャンちゅうの声などで知られ、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断されて闘病している声優の津久井教生が、18日までにブログを更新。医師から「治療法がない」と告げられた5年前当時を振り返った。

津久井は、12月9日に77歳で死去したキャスター小倉智昭さんについて「最後に治療の手はずがなくなったと医師から告げられて自宅での療養になったと聞きました」と言及し、「最後までガンと闘いぬいたのだと思います。本当にお疲れさまでした。心よりお悔やみ申し上げます」と追悼。

その流れで、自身も5年前にALSと判明した当時に主治医から「津久井さん、ALSには治療法がないのです。ですから現時点でこの病院でできることは無いのです」と告げられた言葉を思い出して記した。

そこで自宅療養の道を選択し、「治療ではなく対症療法という医療行為を受けているのです。気管切開も胃瘻増設もALSを治療するものではありません。命の危機を逃れるための医療行為なのです」と現状を説明。

その上で「治療法がないということは恐ろしく悲しくつらいことなのです。前にも書きましたが 病気と闘うことができないのです!治療法がない この言葉は本当に重い言葉です」と率直な思いを記し、「医学が進歩してたくさんの治療法が見つかることを切に願います!たくさんの希望がかないますように」とつづった。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「治療法がない」宣告から5年 ALS闘病ニャンちゅう声優が思い「恐ろしく悲しくつらいこと」