上沼恵美子(2021年7月撮影)

タレント上沼恵美子(69)が16日、パーソナリティーを務めるABCラジオ「上沼恵美子のこころ晴天」(月曜正午)に出演。テレビの収録中に大物俳優がブチ切れた過去を明かした。

タレント高田純次とMCを務めていた中京テレビの人気番組「P.S.愛してる!」での出来事だった。08年に亡くなった俳優緒形拳さんが映画の宣伝も兼ねてゲスト出演した。

“相棒”の高田は「芝居の方なので緒形さんが来ると、固まってしまって、口は貝になり、体がセメントになってしまった。役者のすごい方なので、カチカチになってしまった」と当時の状況を説明した。

子どもの教育についてVTRを見て、トークがスタート。上沼が「どうですか、緒形さん」と振ると、「カレーライス」と一言。「いやいや、いまのVTRで子どもがグレたという…」と話を戻し、「お嬢さんがいらっしゃるらしいですね」と振ると、「名古屋城」との返し。

「何を聞いてもずーっとスカして、名古屋の名物ばかり言われる」。高田を見ると「貝になっていた」。

3本目のVTRを見終わった後、上沼は「キレてん。知らん顔してはるから『緒形さん、すいませんけど、番組をナメてはりません?』。この番組は緒形さんに入っていただかなくても、高視聴率を誇ってる番組です」と正面からモノを言った。

「私もいらんことを言うてしまった」と内面で後悔も、続けて「テーマでやっているのに、何を聞いてもカレーライス、名古屋城ってどういうことですか。それをみている方は感じ悪いですわ。ものすごい緒形拳を嫌いになってますよ」。上沼節がさく裂すると、緒形は沈黙した。

「映画の宣伝で来られたかもしれませんが、そんな調子で、大物やから番組の冒頭から入ってもらっているけど、映画の宣伝だけなら最後に入ってもらったんですけど、こんな態度やと思ってなかった。驚きましたわ」とまくし立てた。

緒形は「おもしろいね、君は」。この上沼のぶっちゃけトークで緒形は娘のお金にまつわることで、激しく怒ったエピソードを明かしたという。

その後、緒形さんは上沼の関西の番組にたびたび出演してくれたといい、かわいがってもらったという。「大物って、ちょっと違うねん」と振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 上沼恵美子に「番組ナメてはりません?」ブチ切れされた大物俳優が「君は…」