近藤真彦が長ラン姿!34年ぶり舞台公演で演出初挑戦「スタート前は手が震えた」3000人を魅了
歌手近藤真彦(60)34年ぶりの主演舞台「Thank you very マッチ de SHOW ギンギラ学園物語」が14日、大阪・新歌舞伎座で開幕した。近藤は演出初挑戦。長ラン姿でアイドル候補の転校生、根性真彦役を演じ、昭和テイストあふれる学園コメディーを展開。昼夜2公演でファン3000人を魅了した。2幕の歌謡ショーでは「ギンギラギンにさりげなく」「スニーカーぶる~す」「ハイティーン・ブギ」など全15曲を共演者も交え熱唱した。
近藤の舞台公演は1990年(平2)に移転前の新歌舞伎座で上演された「若親分」以来。構成・脚本は鈴木おさむ氏(52)が担当した。初の演出に近藤は「どうなるかと思ったけど、脚本がしっかりしてる。昔の『カックラキン大放送!!』や『ヤンヤン歌うスタジオ』みたいなコメディーあり、歌ありをお客さんも楽しんでくれている」と手応えを口にした。
座長としての責任について「スタート前は手が震えた。20代の頃に最年少座長とか言われた時はやらされてる感があったけど、今は60歳だから責任感が違う」と表現。川崎麻世、中村繁之、西村知美、浅香唯、西田ひかる、松居直美らかつての“アイドル仲間”に原田伸郎、関根勤、友近、ダイノジら芸達者を多数キャスティング。「3割がアドリブだけど、原田、関根さんは全部、持って行く」と笑った。今日15日も新歌舞伎座で、20~22日は名古屋・御園座、25~29日は東京・明治座で上演する。【小谷野俊哉】