トミーズ雅、小倉智昭さんに感謝「東京行った頃、興味持ってもらい」帯番組に「なんべんも」
漫才師トミーズ雅(64)が14日、MBSテレビ「せやねん!」(土曜午前9時25分=関西ローカル)で、9日に77歳で亡くなった小倉智昭さんへ感謝の思いを伝えた。
幼なじみの相方健とコンビを組み、関西で活躍していたが、トミーズは90年代前半に東京へ進出。しばらくして、フジ系「笑っていいとも!」にレギュラー出演するようになった。
雅は「東京行った頃、いいとも!(に)出だした頃、マネジャー通じて『小倉さんがトミーズに興味を持ってる』って言うてきてくれて。奥さんと僕も嫁連れて4人で焼き肉行ったんですよ」。小倉さん夫妻と会食した思い出を回顧した。
その後「気に入ってくれたみたい」と言い、当時、小倉さんが担当していたフジテレビ「どうーなってるの?!」に何度も呼んでもらったという。
「『とくダネ!』の前に小倉さんが東京でやってた番組(関西では放送なし)で、なんべんも出していただいて」と述懐。その後「また、今度、『とくダネ!』っていうのが始まるんだよ、雅君よろしくね」と声もかけられたという。
ただし「(とくダネには)1回も呼ばれへんかった。全国ネットになった途端に」と笑わせながらも、人柄は「ほんま、優しいし、おもしろい人。『ハワイでラーメン屋さんやるというのを、やりたかったのよ』って。どうしてもやりたかったって」。
行動力にも感心したといい、これには、チュートリアル徳井も「僕は数回しかないけども、ほんとに優しい。すべてのことを受け入れる方やなと思った」と振り返った。
また、雅は、小倉さんが89年10月から92年3月末まで出演していた日本テレビ系の平日昼のワイドショー「キャッチ」に触れ、「全国放送やったからギャラよかったって言うてた」。続けて「千鳥大悟が、小倉さんに『どうしたらもうかりますか』って聞いたら『帯をやることだよ!』って」との話を明かしていた。