坂本昌行が主演、共演にNEWS増田貴久「リベンジになる」日本初演ミュージカル「ホリデイ・イン」
坂本昌行(53)が日本初演となるミュージカル「ホリデイ・イン」(25年4月1日から、東京・東急シアターオーブなど)で主演を務めることが11日、分かった。NEWSの増田貴久(38)柚希礼音(45)夢咲ねね(40)保坂知寿(62)も出演する。
同作は米映画「Holiday Inn」(邦題はスウィング・ホテル)をもとに、14年にコネティカットで舞台化されたミュージカル作品。16年にブロードウェイに進出し、アーヴィング・バーリンの名曲「White Christmas」など多くの名曲で彩られた名作だ。
主演の坂本はショー・ビジネスを引退し、農場で暮らすことにする主人公ジム・ハーディを演じる。「初めてミュージカルを見る方でも十分楽しんでいただける作品」とし「ジムになれるように、温かさ、かわいらしさを出していきたい」と意気込んだ。
16年に出演したミュージカル「MURDER for Two」で読売演劇大賞優秀男優賞を受賞するなど定評があり、今作の演出・振付を担うビル・ディーマーとは2度目のタッグ。坂本は「僕にとってもビルにとってもリベンジになると思います。恩返しもふまえて、みんなが笑顔で千穐楽を迎えられるように頑張りたい」と誓った。
また、舞台初共演となる後輩の増田について「コミュニケーション能力がすごく高くて、その場の空気を和ませてくれる人。僕が自分のことで精いっぱいで座長らしいことを何もできない人で、後輩が稽古場の空気を作ってくれることが多いので増田にもお願いしたいです(笑い)」と期待した。
増田はジムの親友でパフォーマーとしてのパートナーであるテッド・ハノーバーを演じる。先輩との共演が出演の決め手になったといい「作品の内容をあまり知らないままお受けすることが多くて、今回も内容より坂本くんが主演ということで『やります!』と答えてしまいました」と明かした。「背中を見て育ってきたので緊張もありますが、うれしい気持ちも大きいです。先輩方のイズムを見てきた後輩がどう育っているか見せられる、ある種の恩返しができる機会、チャンスだと思っています。エンターテイナー役を演じる、エンターテイナー増田貴久をぜひ観に来てください」と呼びかけた。