かまいたち濱家、大阪時代は“風紀委員”だった ある先輩の影響受け…
お笑いコンビ「かまいたち」濱家隆一(41)が、7日深夜放送のMBSテレビ「かまいたちの知らんけど」(土曜深夜=関西ローカル)に出演。大阪時代に“風紀委員”的な役割を担っていた経緯に言及した。
この日の放送は、後輩コンビ「ニューヨーク」とのドライブ旅。濱家、山内健司(43)と嶋佐和也(38)屋敷裕政(38)が車で移動しながらトークを進めた。
途中、ニューヨークの元同期芸人が経営するラーメン店へ寄り、東京の劇場事情や先輩後輩の関係に触れ、ニューヨークの2人が「濱家さん、怖かった」などと切り出し、大阪時代の濱家について問いかけた。
濱家は、NSC(吉本総合芸能学院)26期の中でも、年齢が若かった。山内は「トキ(藤崎マーケット)と濱家が若い」と言い、若年ながらなぜ“風紀委員”的立場になったのか? 濱家にバトンを渡した。
「これは明確にひとつ(理由が)あったんですよ」
濱家が説明を続けた。
「フットの後藤さんに、かわいがってもらってたんで。劇場で会った時に『おい、おまえら、マナー悪すぎるやろ。オマエみたいなんがちゃんとせなアカンのちゃうんか』って言われて。そっから『ヤバ』と思って、やり始めてん」
フットボールアワー後藤輝基(50)から指摘され、風紀をただしていこうと決意したという。
「最初は嫌やってん。嫌やん! 嫌われるし。でも言い出すと、めっちゃ細かいことまで言いだして。最終的には小じゅうとみたいになっててん。『おまえ、片付けできてへん』とか、『なんや? 今のあいさつ』とか、めっちゃ言うようになってて」
振り返って「バリバリやったな」とも。意識的に仲間に社会人としての常識を問うていくうち、すっかり“風紀委員”が板についていったという。
「最初は(風紀委員の)役をやってるつもりやってんけど、いつの間にか役にのみ込まれいった」
苦笑いしながら、思い起こしていた。