徳光和夫、中山美穂さん急死で“85年組”気遣う「ショックだろうなぁ。同期、仲良かったから」
フリーアナウンサー徳光和夫(83)が7日放送のニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜午前5時)に生出演し、6日に54歳での訃報が伝えられた歌手で女優の中山美穂さんを追悼した。
番組冒頭、徳光は「今朝、スポーツ紙を見ましたら1面全てなんでありますけど、ちょっと衝撃を受けましたね、中山美穂さんの急死。すべての見出しが『急死』ですね。本当にそうなんだねぇ」と、信じられないようにコメント。「この日もコンサートだったんですよね」と大阪公演当日だったことを伝えた。
続けて「美穂ちゃんとは、去年の1月、テレビの歌番組でゲストに来てもらって、その時、会話してたんですけどね。その時は楽しそうに、今まではわりと口数が少ない方だったんですけど、その時は冗舌で話が止まらなかったような感じで」と回想。「歌とは別に、中山美穂は本当に岸恵子さんの再来じゃないかと思うような、女優さんとしても美しいし、生き方もすてきだし、っていう話で、(中山さんが)『尊敬する女優さんなので、そういってもらえると本当うれしい』みたいな話をされていたのが大変印象的だった」と語った。
さらに、「妹の中山忍さんとご一緒した時も『本当に女優らしい女優です』っておっしゃっていて」と紹介。「85年組だもんな~、本田美奈子もそうだもんな~」と、同期デビューで05年に38歳の若さで亡くなった本田さんにも触れると「工藤静香とかたくさんいるよね。森口博子もそうだし、ナンノちゃん(南野陽子)もそうだ」と豊作で知られた同期デビュー組の名前をあげてしみじみ。「彼女たちショックだろうなぁ。同期、仲良かったからね」と気遣いながら「ご冥福を…って言えないほど生々しいニュース、これはね。本当にすてきな、本当にプロフェッショナルなタレントさんであり女優さん、と思えてなりません」と別れを惜しんだ。