上白石萌音、自身初の悪役に笑顔「またやりたい」天海祐希をライバル視に「思いっきりいけた」
女優の天海祐希(57)上白石萌音(26)らが3日、都内で行われた映画「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(中田秀夫監督、13日公開)の完成披露舞台あいさつに出席した。
廣嶋玲子原作による人気児童小説「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」シリーズが原作。不思議な駄菓子屋「銭天堂」を舞台に、願いがかなうといわれる駄菓子を買った人々の物語を描く。
上白石は紅子(天海)をライバル視する駄菓子屋「たたりめ堂」の店主・よどみを演じた。天海同様に独特のビジュアルをクオリティー高く再現。「主人公の敵役で、『よどみ』のことが大好きなお子さんがたくさんいらっしゃると聞いて。みなさんが大好きな『よどみ』に近づけられるように考えました。蒼い髪の毛の作り込みとか目をつり上げる技術とかお着物の丈とか色を気にしました」と撮影期間を回想した。
自身初の悪役は「楽しかったですよ~またやりたい!」と笑顔を浮かべたほど。「天海さんがが何でも来ていいよっていてくださったので、思いっきりいけました」と先輩女優の懐の深さに感謝。緊張は拭えなかったようで、マイクが心音を拾ってしまう瞬間もあったという。中田監督からは「萌音さんががすごい堂々と渡り合っている風に見えているんですけど、僕には(心音が)トクトクトクと聞こえてました」と明かされていた。