フジテレビ港浩一社長(2023年11月撮影)

フジテレビの港浩一社長(72)は29日、定例会見を行い、性的行為を強要したとする週刊文春報道を巡る訴えを取り下げたダウンタウン松本人志(61)の番組起用について「適切な対応をお願いしたい」と、セクハラを禁じる同局の人権方針に照らして判断するとの考えを示した。「説明のないまま復帰するということは考えづらい。今後の番組出演については決まっていない」とも述べた。同局系列では、松本が出演していた「まつもtoなかい」と「人志松本の酒のツマミになる話」に代役を立て、番組名を変えて放送を続けている。

また、日本シリーズと同時間帯にワールドシリーズのダイジェストを放送して、日本野球機構(NPB)から取材証を取り上げられた件にも言及。「NPBからご意見をいただいている。よりよい関係を構築できるよう努力していきます。今、やりとりしている最中です」と説明した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 「説明ないままの復帰は考えづらい」松本人志起用についてフジ社長見解