韓国国旗(2018年2月撮影)

麻薬を常習的に使用した疑いで懲役1年を宣告された、韓国人気俳優ユ・アイン(38)の控訴審3度目の公判が28日、開かれる。

韓国メディア、ニュースエンなどによると、ユ・アインは19日に開かれた控訴審2度目の公判で「今回の事件中に父親が亡くなる痛みを体験した」と話し「自分のせいで父親の病状が悪化し亡くなることになったという罪悪感を背負って生きていかなければならない。これ以上の大きな罰はない」として、判決での善処を訴えた。また初犯という点にも言及した。

さらに「米ロサンゼルスでの大麻吸引は海外旅行中の好奇心でしたこと」と主張。20年9月から22年3月までソウルの病院で、睡眠麻酔を口実に静脈麻酔薬プロポフォールを181回にわたって常習的に投薬した疑いに関しては「事件前にも毎月1回のペースで美容施術を受ける過程で、やむを得ずプロポフォールを投薬した」と話した。

ニュースエンは28日「ユ・アインは、2回目の公判当時、髪を短く切り、緑色の囚人服を着て法廷に登場し、注目を集めた」と伝えた。

ユ・アインは映画「王の運命-歴史を変えた八日間-」(15年)で、韓国映画界の大イベント青龍映画賞の主演男優賞を受賞するなど人気俳優として知られる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 【韓国】韓国有名俳優、麻薬常習181回使用の疑惑の公判中に父死去「これ以上大きな罰はない」