「ABC座」開幕、事務所の名曲31曲圧巻パフォーマンス 橋本良亮「敬意を持って歌います」

「ABC座2024　大金星（BIG VENUS）　～時代（とき）を超えて～」ゲネプロで熱演するA．B．C－Z、左から戸塚祥太、五関晃一、塚田僚一、橋本良亮（撮影・宮地輝）

A．B．CーZの主演舞台「ABC座　大金星BIG VENUS～時代（とき）を超えて～」（12月8日まで、東京ドームシティホールなど）が25日、同所で開幕した。4人のクセ強めなアウトサイダーが活躍する様を完全オリジナルで描く全編新作ミュージカル。

今回は大阪と愛知でも上演され、初年度の12年以来12年ぶりの全国ツアーとなる。新作でもあり、同会場での「ABC座」は初開催。五関晃一（39）は「いろんな初めてが重なったので、全てに対して新鮮な気持ちで向き合えたのがうれしかった」と心境を明かした。さらに「大阪行ったときは内（内博貴）においしいご飯連れてってもらえれば」と初参加の内にリクエスト。内は「大阪離れて長いから！」としつつも「みんなで行きましょう」と乗り気。「昔から知っている仲なんですけど、一緒にやるのは初めて。良い意味で彼らのバックアップができたら」と語った。後輩グループの少年忍者、川崎皇輝も「物語の世界に（A．B．CーZの）4人を引き込んでいけるように」と背筋を正した。

今回は、作中でA．B．CーZや所属事務所の先輩、後輩グループの楽曲全31曲が使用される。物語の展開に沿いながらの歌唱シーンは見どころの1つ。橋本良亮（31）は「敬意を持ってお芝居だったり歌だったりさせていただきますので、楽しく見ていただけたら」と呼びかけた。