作家の三浦しをん氏がネイルオブザイヤー受賞「身に余る光栄」ネイリストが主人公の小説も刊行
作家の三浦しをん氏が25日、都内で「ネイルオブザイヤー2024」の授賞式に出席した。
同賞はネイルをこよなく愛し、ネイルの素晴らしさを伝えた著名人に贈られる。前身の「ネイルクイーン」から数えると今年で29回目となる。
三浦氏はこの日、ネイリストを主人公にした長編小説「ゆびさきに魔法」(文芸春秋)を刊行。「月」と「星」が付く登場人物の名前にちなんで、夜空や夕焼け空をモチーフにしたネイルで登場した。
「とてもうれしくて光栄です。こんな華やかな…というと文学賞が華やかじゃないみたいですけど、自分がすごくおしゃれな人間になれたような気がして、身に余る光栄です」と受賞の喜びを語った。
ネイルから、日常にうるおいや活力をもらっているという。「デザインネイルもそうですし、ネイルケアもそうだと思うんですけど、心と体の健康を保つためにとても大切なものだなと感じます。ネイリストさんは技術だけじゃなくて、お客さんとおしゃべりしたり、そういうことを通していつも楽しさや励ましをもたらしてくださる存在だなと感じて、本当に感謝しています」と話した。
このほか女優の夏木マリ(72)、エルフ荒川(28)、ラッパー・シンガーソングライターのNovel Core(23)、パリ五輪柔道女子48キロ級金メダルの角田夏実(32)が登壇。WEST.神山智洋(31)は映像で受賞コメントを寄せた。