北海道フードフィルムフェスティバルのディナーイベントで乾杯する大泉(左)と小雪(撮影・黒川智章)

食と映画の祭典「北海道フードフィルムフェスティバル」(HFFF)2日目が23日、札幌市内各所で行われた。札幌・TOHOシネマズすすきのでは、11年公開の「探偵はBARにいる」を上映。出演した俳優の大泉洋(51)、小雪(47)らによるトークショーでは、大泉が、10月17日に76歳で亡くなった西田敏行さんをしのぶ場面があった。

13年前に公開された同映画には、大泉が主演の探偵役、西田さんが札幌の経済界を牛耳るドンの役で登場するが、同時の出演シーンはない。それでも現場で先に西田さんが撮影を終えると、大泉に「お疲れさんです。ちょっとね、今、飲みに行ってきますけど」と笑顔であいさつしたという。大泉はこの日、西田さんのものまねをしながら、当時の様子を再現した。

また、西田さんからは「北海道のハマちゃん、札幌の寅(とら)さん、頑張れ」とエールを送られていたことも明らかに。大泉は「『探偵はBARにいる』もベストセラーの小説でもないし、大ヒットしたドラマの映画版でもない。主役が大泉洋ってよくわかんないやつ」という時の作品に「西田さんも、なんか出てくれたな…」と、当時を懐かしそうに振り返った。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 大泉洋「探偵は-」共演の西田敏行さんから「北海道のハマちゃん、札幌の寅さん」当時を明かす