堀潤「かなりうごめいてます」103万の壁引き上げに対抗する地方からの”二の矢・三の矢”予言
元NHKアナウンサーのジャーナリスト堀潤(47)が21日、TOKYO MX「堀潤 Live Junction」(月~金曜午後6時)に生出演し、国民民主党が主張した「年収103万円の壁」引き上げをめぐり、地方公共団体の首長らから反発が出ている問題の今後について言及した。
番組では、国民と与党の自民、公明が経済政策に「103万円の壁」引き上げを明記することで合意したこととともに、各都道府県の知事に続き、東京の区長らからも、地方の税の減収への懸念を示す声が上がっていることも伝えた。
堀はここで「1つ目の矢がまさに全国知事会。で、どうも、2つ目の矢、が今度は首長、今度は地方自治体の首長あたりに放たれたと思われます。先週そういう話が聞きました」と、自身の取材で。知事に続く地方からの発信の連鎖があると予言。「今、23特別行政区の区長だったけど、おそらく次は政令市の市長たちが第3の矢で発信を始めるでしょう」とした。
地方から出る主張の内容も予想。「筋書きとしては『財政調整期金が●●(まるまる)年でウチは尽きます』とか、『ウチの自治体は●●円、減ります』とか。そうした発言が、これからどんどん出てくるでしょう、と」とし、「最終的には、例えば23区の問題ですから、次の注目は東京都知事、小池(百合子)さんが、この問題を会見などでどのように説明するのか。どのように要望するのか。もしくはどのように理解するのか。そのあたりが大きな焦点になりそうです」とコメント。「かなり今、うごめいてます」とまとめた。
キャスター豊崎由里絵は「堀さんが何を見ながらお話になっているのかドキドキしちゃいました」と堀の手元に注目すると、堀はスマホを手にとり思わせぶりなそぶりをしつつ「やめておきましょう」と締めて、笑いも誘った。