SNS総フォロワー数300万人超え元アイドル「ネットde真実」に言及 発信者側の覚悟と悩み
元NMB48の吉田朱里(28)が19日、MBSテレビ「よんチャンTV」(月~金曜午後3時40分=関西ローカル)に生出演。「SNS総フォロワー数300万人超」とされる元アイドルが、SNSへの向き合い方に言及した。
17日に投開票された兵庫県知事選では、パワハラなど疑惑渦中にあった斎藤元彦氏をめぐってさまざまな情報がネット上で飛び交った。結果、SNSを活用した選挙活動を展開して斎藤氏が勝利。「大手メディアの敗北、ネットの勝利」とも評され、ネット上の情報が正しいとうのみにする人々などを指す「ネットde真実」というネットスラングも話題になっている。
吉田は「実際、斎藤さんのお名前も、X(旧ツイッター)上でトレンドに上がってたし、私も普段より見かけた」と述懐。その上で「何を信じるか、すごい難しいなって。自分の中ですべて本当のことが分かるわけじゃない。惑わされないようにしないといけないなって」と感想を口にした。
吉田はAKB48グループ在籍当時、「女子力動画」の配信などSNSでの発信を強化し、主力メンバーへと成長。卒業後も、SNSを駆使した活動も続ける。
ネット上の情報を取捨選択する難しさに触れ、「ま、決めるのは自分なんですけど、そこはみなさんしっかり、意志を持たないと。自分自身、惑われないようにしないとって思いました」と語った。
そういった心持ちを確かめた上で、発信者側としての思いにも言い及んだ。
「テレビ情報と、ネットの情報を自分の中でしっかり整理して、何を信じるか、どう伝えていくか。これを常に考えていて。だから、発信者側としては『言い切る』ってすごい難しくなってて…」とも吐露していた。