17歳の演歌歌手、梅谷心愛 火災予防運動で一役 消防署員の制服で「火事を出しちゃだめ」

火災予防をアピールするコンサートを行った梅谷心愛

演歌歌手梅谷心愛（17）が15日、東京・北区の王子消防署管轄にあるレコードショップ「ダン」で火災予防をアピールするコンサートを行い、デビュー曲「磐越西線ひとり」などを歌唱した。

火災予防意識の向上を図り、火災や火災による死傷者、財産の損失を防ぐことを目的として開催。約100人のファンらを前に、梅谷は「皆さん、本日は寒いところ集まっていただきありがとうございます。本日も全力で歌いますのでよろしくお願いします」と元気にあいさつ。消防員の制服を着用し、「今日は消防署の方の制服を借りてきました。似合いますか？」と気合を入れて敬礼をしてみせた。

今年の火災予防運動は「持っていますか？　マイ消火器」がテーマで、王子消防署では自宅に消火器の備え付けを推奨している。コンサート後に、使い方を学んだ梅谷は「今回実践できたので、もし本当に火事が起きてしまった時でも、少し冷静に対処できるような気がします。特にこの時期は、改めて火事を出さないようにしなきゃなと思いました」と、来場者に注意を呼びかけた。