映画「室井慎次 生き続ける者」初日舞台あいさつで感極まる柳葉敏郎(撮影・小沢裕)

柳葉敏郎(63)が15日、都内で行われた主演映画「室井慎次 生き続ける者」(本広克行監督)初日舞台あいさつで男泣きした。1997年(平9)1月期のフジテレビ系ドラマ「踊る大捜査線」から27年、演じてきた室井慎次を「自分にとってウソ偽りのない大親友」と評した。10月11日公開の1作目「-敗れざる者」を踏まえ「室井慎次は敗れざる者であり、生き続ける者であり、柳葉敏郎は幸せ者。ありがとうございました」と唇を震わせた。

柳葉は地元・秋田県大仙市の映画館でプライベートで作品を見た。「当初、このお仕事は受けまいと思った人間が、生まれ育った場所で作品を作ってもらえる。役者としては、この上ない幸せ」と感慨を口にした。「2人で見に行ったんですけど、かみさんと僕が涙するところが違う。室井になって泣いている…室井の涙ですよ。初めての経験」と口にした。

本広克行監督(59)が「室井さんが亡くなった」と口にしたように、室井は今作で人生を終える。柳葉は「悔いなく、室井慎次の人生を送ることができました」と頭を下げた。福本莉子(23)齋藤潤(17)前山くうが、こうが(9)筧利夫(62)真矢ミキ(60)松下洸平(37)も登壇した。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 柳葉敏郎が男泣き「柳葉敏郎は幸せ者」唇震わせ「室井慎次 生き続ける者」初日舞台あいさつ