遠藤憲一「民王R」第4話3・2% 今度は臨終間近のおばあさんと入れ替り…どうする泰山
俳優遠藤憲一(63)主演のテレビ朝日系ドラマ「民王R」(火曜午後9時)の第4話が12日に放送され、平均世帯視聴率が3・2%(関東地区)だったことが13日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は1・9%だった。
同作は人気作家池井戸潤さんの小説が原案。15年に同局が初映像化し、9年振りの「Return(リターン=再来)」となる。前作は遠藤演じる現職総理大臣の武藤泰山とおバカな息子、翔(菅田将暉)の心と体が入れ替わるという、前代未聞の大珍事を描いた。今作でも再び総理大臣の座に就くが、入れ替わりの対象は全国民。毎回、総理大臣が国民の誰かと“Random”に入れ替わる奇想天外なストーリーとなる。新キャストでなにわ男子大橋和也(27)あの、山時聡真(19)が登場する。
◆第4話のあらすじ
9年ぶり2度目の総理大臣就任を果たした泰山だったが、秘書の冴島優佳(あの)、闇バイトに手を出す青年、5歳の保育園児と、立て続けに国民と入れ替わるという事態に見舞われる。狩屋孝司官房長官(金田明夫)をはじめ、書生の田中丸一郎太(大橋和也)、優佳、そして公安の新田理(山内圭哉)、猫田マモル(山時聡真)ら「チーム泰山」の強い結束と協力もあり、なんとか難局を乗り越え、内閣支持率も上昇の兆しを見せ始めていた。
しかし、今度は今まさに臨終のときを迎えようとしているトメ(丘みつ子)と入れ替わってしまう。驚異的な生命力でなんとか持ち直した泰山だったが、病院のベッドの上で身動きをとることもできない。
一方、総理執務室を“天国”と勘違いするトメを対策本部に連行した田中丸たちは、トメから自身の身体が現在非常に危険な状態だと知らされる。万が一、トメが亡くなってしまった場合、中に入っている泰山の身にも危険が及ぶと知り、大急ぎでトメの入院先を探し始める。しかしその最中、トメが対策本部から姿を消してしまうのだった。
自由を満喫しようと街に出たトメは、なんとファストフード店でアルバイト。トメを見つけ出した優佳は、入院先を聞き出そうと必死に説得を続ける。だがトメは「せっかく手にした自由を失いたくない。今日だけは好きなことを好きなだけやらせてほしい」と懇願。優佳を引き連れ、パフェを食べたり、爬虫(はちゅう)類カフェで楽しんだりと、やりたいことを次々と満喫する。
その頃、青森の病院に入院するトメの夫進(伊武雅刀)と息子の恵介は、トメの延命治療について決断を迫られていた。