創成館高出身の水上恒司「野球しかやってないっていうコンプレックスが…」役者への転機語る
俳優の水上恒司(25)が11日、TBS系「人生最高レストラン」(土曜午後11時30分)にゲスト出演。野球から役者への転機を語った。
今夏、2年連続で甲子園出場を果たした野球の名門、創成館(長崎)出身の水上。夢はプロ野球の選手だったと発言するも、自身を井の中の蛙(かわず)とし「高1の段階で挫折しました」と告白した。
MCの極楽とんぼ加藤浩次(55)から「でも役者になってるよね?」と尋ねられると「高3の地方予選ベスト8で負けたんですね。そのあとすぐに演劇部からのお誘いがあって」と演劇部からのスカウトがあったことがきっかけだと語った。
創成館理事長・校長の奥田修史氏がVTRで出演し、スカウトに至る経緯を説明。演劇部の公演で兵隊役がおらず、顧問の教師が悩んでいたところ、奥田氏は水上か適役だとピンときたという。奥田氏は「生まれ持つ真面目さ、ひたむきさ。これは絶対演劇の世界で生きるんじゃないかっていうのは直感的に思いました」と当時を回顧し、加藤は「すごい先見の明だ」と感心した。
水上は「(野球の)特待生として入ったっていうのもあったり、それに対して結果が残せなかったことへの悔しさと…。本当に高校に対してすごく感謝しているんですね。いろんな面で成長させてもらったなっていう。そんないい学校だったので返したいものっていうのと…。先ほども申し上げたように野球しかやってないっていうコンプレックスがあったので、違う世界をのぞいてみるのもいいなと思って」と、野球から役者への転機を語った。