浅野ゆう子「ビンタ」で浅野温子との「W浅野」に危機?「約束したやん!」
浅野ゆう子(64)が9日放送のカンテレ「おかべろ」(土曜午後2時28分=関西地区)に出演。「W浅野」として人気を博した浅野温子(63)との関係に、ヒビが入りかけた“事件”について明かした。
2人は、88年のフジテレビ系ドラマ「抱きしめたい!」で共演。劇中で描かれた2人の友情やファッション、ライフスタイルが、当時の女性にとって、憧れの的に。偶然同じ名字であったことから「W浅野」と呼ばれて人気となった。
浅野は「女同士の友情は、男性との恋よりも大切だって打ち出したのは、これが本当に初めてのドラマだったかもしれません」と振り返った。
出演者同士は「プライベートでのお付き合いはなかった」ものの、「仲が悪いわけじゃなくて、密にならない方が芝居を作りやすい」と言う。温子との仲も「悪くはないです、全然。一緒に戦っている戦友みたいな。仲間ですね」と明かした。
ただ、最終回間近になって、温子が演じる池内麻子と、ゆう子が演じる早川夏子の25年の友情が壊れかけるという展開で、2人が互いの〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)をたたくというシーンが。
この場面の撮影前には、「(本当にたたくと)痛いから、当たったように見えればいいよね」と相談し合っていたという。
ところが「いざ本番になって、先に温ちゃんが私をたたくところで、めっちゃ痛かったんですよ。ものすごいビンタ入りまして」。温子が本当にゆう子の〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)をたたいてしまった。
「『こいつは…!』って。『約束したやん!』って思って、アドレナリンがカーッと出まして。カーッとなって『じゃあ私も』って、いきました」
頭に血が上ったゆう子も、同じようにたたき返したことを打ち明けた。このシーンは1発でOKとなったが、本当にたたいてしまったことについては、その後も特に話をすることはなかったという。
ここで、岡村隆史(54)が懇願し、当時のビンタを岡村の〓(順の川が峡の旧字体のツクリ)で再現するという流れに。すると、思いがけず鈍い音の重いビンタが入ってしまい、スタジオに笑いが。ゆう子は「地味な音の方が痛い…」と苦笑しながら岡村を気遣っていた。