【衆院選】テレ朝「選挙ステーション」AIコメンテーターが若者の考えを分析「期待していない」
テレビ朝日「選挙ステーション2024」が27日に放送され、今回新たに採用されたAIコメンテーター“エレク”が、「18~29歳の若者が何を選択したのか」を分析した。
テレクは「若者の多くが“経済対策”や“誠実さ”を重視しており、これが自公以外の政党への支持を後押ししている可能性があります」と分析。「また、若者の約74%は日本の政治に期待していないと答えており、現状に対する不満が自公以外の選択肢につながっているかもしれません」と推測した。「さらに、若者の中で国民民主党や立憲民主党への支持が一定数見られており、これらの政党が若者のニーズに応える政策を打ち出していることが影響していると考えられる」とした。
安藤萌々アナウンサーから裏金問題について質問されると、テレクは「裏金問題の意見は分かれ51%が重視し、49%は重視しなかった」とした。重視したという意見には「ムダなことに税金を使ってほしくない」「裏金問題を曖昧にする政党は信用できない」という声、重視しなかったという意見には「裏金問題よりも景気向上の方が大切」「他のことに時間を割くべき」という声があったと紹介した。
大越健介キャスターの「若い世代が自分たちのことを一番考えていると思った政党はどこだった」という質問には、「約60%は、若い世代のことを考えている政党はないと答えた」とし、「自民党が約12%、国民民主党が約11%、立憲民主党が約6%と続いた。投票意識の高い若者の中では国民民主党が16・36%、自民党が15・78%だった」と回答した。