カンテレの夕方のニュース番組「newsランナー」でキャスターを務める吉原功兼アナ(23年3月撮影)

ファッション評論家でタレントのピーコさん(本名杉浦克昭=すぎうら・かつあき)の訃報を受け、カンテレの情報番組「newsランナー」(月~金曜午後4時45分)がピーコさんを追悼した。

ピーコさんは、9月3日に敗血症による多臓器不全のため神奈川県の病院で亡くなった。79歳だった。

生前は同局の情報番組「痛快!エブリデイ」や「ピーコ&兵動のピーチケ・パーチケ」出演のほか、報道番組「FNNスーパーニュースアンカー」ではコメンテーターも務めていた。

MCを務める吉原功兼アナウンサーは「私もピーコさんに中継コーナーでたくさんいじっていただきました。当時、いっぱいいっぱいだった私にとって、ピーコさんの言葉は救いでしたし、存在は心の支えでもありました」と感謝した。

ニュースアンカーで裏方を務め、現在は同局の報道デスクを務める神崎博氏も「ピーコさんがニュースでコメントされる時に、いつも反権力で一貫していた。必ず批判的な目線で政治ニュースを切ってもらっていた。少数者、弱者の視線が必ずあって、報道の1番大事なところを語ってもらえた」と振り返った。

吉原アナは「真っすぐに言葉を発してくださったピーコさん。私はまだまだいっぱいいっぱいのところがあるので、空の上で温かく見守っていただけたらと思います。ありがとうございました」としのんだ。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 ピーコさん追悼し「言葉は救い、存在は心の支え」カンテレ「newsランナー」で吉原功兼アナ