高知東生(2022年4月撮影)

俳優高知東生(59)が19日、X(旧ツイッター)を更新。大麻所持などをそそのかしたなどの疑いでラッパーが逮捕された件に関し、警察の捜査に対する私見を述べた。

SNSで薬物所持を助長するような投稿をしたとして、愛知県警江南署は18日までに麻薬特例法違反(薬物犯罪唆し)の疑いで、「JNKMN(ジャンメン)」ことラッパー天内大二容疑者(40)を逮捕した。自宅から微量の大麻や吸引道具などが押収されたというが、直接の逮捕容疑は昨年12月、SNSに「タクシーの運転手にマリワナくさいって言われて通報されそうになった」とか「梱包はちゃんとしたほうがいい」などと投稿し、不特定多数に大麻所持などを唆(そそのか)した疑いだったという。

高知はXで「『SNSで大麻所持を晒した』としてラッパーが逮捕されたというニュースに仰天してる」などと書き出した。そして「俺がこんなことを言うと、お叱りを受けるが、違法オンラインカジノ対策に奔走している仲間たちによれば、違法オンカジは有名人がアンバサダーに就任しても警察は動かないと聞くゾ。大麻とオンカジ対応に差がありすぎ」とつづった。

警察庁は公式サイトでも「日本国内ではオンラインカジノに接続して賭博を行うことは犯罪です」「バカラ、スロット、スポーツベッティング等、その名称や内容にかかわらず、オンライン上で行われる賭博は犯罪です。絶対にやめましょう」と明確に警告し、最近取り締まりを強化している。

ただ、一部のこうしたオンラインカジノ的な業者について最近まで、著名人がSNS上で利用することをそそのかしたり、宣伝するかのような書き込みをするなどの例も目についており、高知はこうした状況を背景に言及したとみられる。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 高知東生、大麻そそのかしたラッパー逮捕受け「大麻と違法オンカジ対応に差がありすぎ」と私見