山崎怜奈(2023年12月撮影)

元乃木坂46の山崎怜奈(27)が、13日放送の読売テレビ「そこまで言って委員会NP」(日曜午後1時30分=関西ローカル)に出演。学校での平和教育について言及した。

この日の番組では、明治天皇の玄孫(やしゃご)で作家の竹田恒泰氏(48)が執筆した中学の歴史教科書「国史教科書」を取り上げ、歴史についての意見や「次の教科書で書き加えてほしいこと」についてゲストが語り合った。

幕末・明治時代の記述に関して、山崎は「世間の反応」を書き加えることを希望。「日本の教科書を読んでいると、どうしても勝者の歴史なんですよね。負けた人たち、敗れた人たちのことってあんまり書いてなくって。負けた者とか、失敗したことから学ぶことってものすごく多いと思いますし」と述べた。

続けて、「(当時は)今ほどメディアが発達しているわけでもなく、すごく誤解をして、誤解に走ってそれを信じてしまって、本当はなくてもよかったんじゃないかっていう争いまで生んでいるっていうのが、この動乱の時代だと思うので。世間がどう認識して、どう伝わっていたのかっていうのを、政府だけが慌ててたんじゃないかっていうところも、ちょっと知りたいポイントではあります」と指摘した。

また現代史については、「平和とは何か?」についての記述を増やすことを挙げた。

「平和の議論をもっと深めていかないとこの先いけないっていう中で、海外、特に原爆のことを考えたら、日本対アメリカを含む、会合に参加している諸外国がどのような平和認識を持っていて、平和教育がなされてきたのかっていうのが、時代によっても違ってきていると思っているので、その指数なのか…もっと分かりやすい表なのか分からないですけれど、そういうのを中学生でも話しやすく書いてあったらいいのかなと思いました」

率直な感想を述べ、その上で続けた。

「大人になって広島の資料館に行って初めて知ったこととか、衝撃を受けたこととかが多かったので、教科書にそこまで書いてあったかなっていうのを今、大人になって疑問に感じました」と話していた。

情報提供元: 日刊スポーツ_芸能
記事名:「 山崎怜奈、学校での歴史・平和教育に言及「教科書は勝者の歴史」「大人になって疑問に」